2010年3月10日
カギカズラの特徴
カギカズラ Uncaria rhynchophylla (Miq.) Miq. はアカネ科カギカズラ属の植物で、大型の藤本である。よく木に登り、森林内では林冠部まで顔を出し、その上に枝を広げることもある。節々から鉤を出してこれを他物に引っかけるようにしてはい上がる姿は日本では他に例が少ない。和名は鉤葛で、この鉤にちなんだものである。漢名の鉤藤を当てる場合もあるが、これは中国産の別種であるから使ってはならない、と牧野は述べている。
本州では南方系の珍しい植物として重視されるが、林業の方ではやっかいな蔓草としていやがられる。薬としても利用される。
特徴
常緑性である。最初は茎が立ち上がるが、次第に周囲にもたれ、引っかかるように伸び、10m以上にも達する。枝振りとしては真っ直ぐに伸びる枝と側方へ出る側枝が比較的はっきりしており、側枝では葉は水平に配置する。
葉は対生、楕円形で先端は鋭く尖る。葉身は長さ5-12cm、幅3-6cm、表は滑らかで鈍いつやがあり、裏面はやや白っぽくなる。また、若葉は赤みを帯びる。葉の基部には線形の托葉が個々の葉の両側にあり、あわせると節ごとに四つ着いている。これらは早い時期に脱落するが、新芽ではよく目立つ。
また、上方の枝では葉の基部上側から鉤がでる。鉤は先端に向かって細くなったものが茎の下側に向かって巻き込んだもので、ほとんど円形になるまで先端が巻き込んでいる。はじめは緑色をしている。他のものに引っかかると太くなってしっかりと植物体を固定する。
花は6-7月に咲く。枝の先端近くの葉腋から2-3cmの枝が一本だけ伸び、その先端に多数の花が頭状に集まった球形の花序が一つつく。花序は開花時でその径が2cmほど。花弁は長さ1cmほどの筒の先端が五弁に分かれて開いたもので、緑を帯びた白。その中から棍棒状の雌蘂が長く突き出す。同じ枝先から数個がまとまってでるので、なかなか目を引く花である。
果実はさく果で、花がそのまま枯れたような姿、種子は小さくて0.5mm、両端に長い翼がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
今度は生育環境についても調べてみたいです。
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